こんにちは。ここ花訪問看護ステーションの酒井です。
9月になり、朝は涼しく昼間はまだまだ暑い日が続きます。その寒暖差で体調を崩してしまう方も多くなる時期でもあります。良く言われることですが、バランスのとれた食事と良質な睡眠をとることが大切なようです。
今回は睡眠についてお話しします。睡眠のゴールデンタイムって聞いたことありますか?22時~2時の間と言われていました。しかし現在では、入眠してから3~4時間の間と言われています。そこで深い睡眠に入れているかが大切になります。なぜかと言うと、成長ホルモンが分泌されるからです。「もう十分成長したから関係ない」と思うかもしれませんが、成長ホルモンは生涯にわたって健康を支えてくれる大切なホルモンなのです。健康を支えるって?…例えば、筋肉や骨、皮膚を丈夫に保ったり、代謝を促し脂肪を分解してくれるなどです。成長ホルモンの分泌が減ることで、老化現象が起こります。なので可能な限り分泌を促す行動をとりましょう。その行動とは、良質な睡眠と適度な運動です。
良質な睡眠をとるにはどうしたら良いでしょう。
睡眠にはメラトニンという睡眠ホルモンが大切です。朝、太陽の光を浴びると14~16時間後に分泌が開始されます。メラトニンの分泌によって脈拍や体温、血圧が下がって、身体に睡眠の準備ができた事をしらせ睡眠リズムを整えます。あとは、寝る2~3時間前に食事や入浴を済ませておく事や、ストレッチなども良いようです。
睡眠のゴールデンタイムでしっかり深い睡眠がとれれば、脳や身体が休まり成長ホルモンがしっかりと分泌され、体調が整い気持ちのいい朝が迎えられると思います。